臨床検査技師を目指している皆さん、人と話したくない皆さん…臨床検査技師ってコミュ障な人が多いの?私でもなれる?と心配な方もいるのではないでしょうか。
今回はそんなあなたのために、コミュ障でも臨床検査技師になれるのか、コミュ障な人へのアドバイスを紹介します。
この記事を読むことで不安が解消されますよ。
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臨床検査技師はコミュ障でもなれるの?

臨床検査技師は、他職種に比べ患者と話す機会が少なく、コミュ障の人でもなりやすい医療職種です。
しかし、生理機能検査に携わる時は患者さんとコミュニケーションを取る必要があります。
また、自分の部署の上司や部下・同期だけでなく、他部署の人とコミュニケーションを密にしなければ円滑な医療に結びつきません。
コミュニケーション能力が少なくても臨床検査技師になれますが、必要最低限の「報連相」はできるようになりましょう。
コミュ障臨床検査技師でもやるべきこと

コミュ障さんがまず最初にやるべきことは、以下の通りです。
- 報連相は怠らない
- 患者に話しかけられてもおどおどしない
- 私コミュ障なんです〜って言わない
報連相は怠らない
まずは報告・連絡・相談は絶対怠らないでください。例えば、他部署に何か言われたり、患者からのクレームが入ったら上司に報告します。
「何で私が言われるんだよ…腹た…」って思うこともあるでしょう。
そのままにしていては解決しませんよね?より良い職場環境を作るには何でも「報告」です。(プライベート報告は好きにしてください)
次に「連絡」です。仕事を休むときはもちろん、委員会の連絡事項などは部署内で共有しましょう。
自分だけ知ってる状態では仕事になりません。
最後に「相談」は怠らないようにしてください。新人さんの場合、知らないことも多いですよね?
疑問に思ったら、まず相談です。勝手にやって機械が壊れた、患者さんに迷惑かけた…は避けましょう。
上司によっては「1回教えたよね?」って言ってくる人もいます。
1番良い聞き方は「〇〇のやり方って××であってますか」などのように、自分はこう思ったんだけど確認したいんです!というのがベスト!
患者に話しかけられてもおどおどしない
患者さんからしたら新人なんて関係なく、検査のプロとして見ています。逆の立場になって考えるとなぜプロとして振る舞うのかわかります。
新人で自信ないんです…って人に検査してもらいたいですか?嫌ですよね、怖いですよね?どんなに不安があっても顔に出してはいけません。
採血で失敗した時や痛い思いをさせてしまった時に謝ることは大切ですが、患者さんを安心させるためにも普段から堂々と接しましょう。
大きな総合病院で働き始めて、病棟がどこか聞かれたけど案内ができない…と悩んでいる人がいたら、名札の後ろにカンペを入れておくと良いですよ。(私もこれで回避しました)
私コミュ障なんです〜って言わない
これ、たまに言ってくる人がいるんですよ。
正直先輩方は「だから何?」って思ってます。そんなこと言ってくる人がコミュ障なわけないじゃん…って意見もちらほら。
そしてそうゆう人に限って仕事中に恋愛の悩みや、仕事できない〜とかウダウダしゃべり続けてます。「この子仕事できないな」というレッテルを貼られるので気をつけましょう。
※私が今までに出会った新人さんの特徴なので違う人もいると思いますが…
コミュ障さんにおすすめな本 2選

コミュ障な人に読んでほしい本を2冊厳選しました。変わりたい意志がある人は一度読んで実践してみましょう。変わるきっかけになるかもしれませんよ。
嫌われる勇気
まず一つ目は嫌われる勇気です。他人の人生に関わろうとせず、自分の人生を精一杯生きたら良いと思わせてくれる自己啓発本です。
アドラーの心理学、物語調で読みやすいためおすすめ。
コミュ障は治らなくても大丈夫
元コミュ障アナウンサー吉田尚記さんのコミュニケーション本。コミュ障は治らなくても練習すれば何とかなると漫画で面白く教えてくれる一冊です。
文字を読むのが嫌いな人でも読みやすいのでお試しあれ。
【まとめ】コミュ障さんへのアドバイス

コミュ障さんへ私からアドバイスをするとすれば「大きな声であいさつをしよう」です。
笑顔までは作らなくても良いですが、はっきりと聞こえるようにあいさつすると印象が良くなります。
あいさつをしてくれる子は可愛いですし、周りがフォローしてくれます。仕事や多部署との付き合い方はだんだん慣れていけばいいのです。
第一印象を良くして好かれる人を目指しましょう。
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