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調味料コーナーに置いてある料理酒、純粋なものだと思っていませんか?私はずっと疑わず本物だと思って使っていました。
私は妊娠糖尿病を発症したので、減塩、糖質制限をするために、商品情報を読むようになりました。原材料の欄を読んでみると調味料にも塩や砂糖が多く使われていることが分かったのです!!
今回は調味料の中でも比較的よく使う「料理酒」について、お伝えしたいと思います。
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日本酒と料理酒の違いは?

料理酒って日本酒じゃないの?

日本酒は飲めるけど料理酒は飲めないんだよ
日本酒は「日本産の米、米こうじを原料に発酵して濾した、アルコール分が1%以上の酒」と酒税法で決められています。この工程は料理酒も一緒ですが、ここに塩分や添加物を加えて飲めないように処理をしたものがスーパーの調味料コーナーに陳列されている安い料理酒です。
どちらも、14%程のアルコール度数ですが、料理酒は、塩分を加えることで酒税法の課税対象から外れます。そのため、調味料コーナーで安く購入することができるのです。
料理酒の役割
料理酒にはいくつかの役割があります。
料理に香りをつける
旨味を引き出しコクが出る
臭みを消す
味がしみこむ
料理酒の原材料比較
1.某メーカーの1,000ml料理酒 198円くらいで買えるもの。

米、米こうじのほかに食塩、水あめ、ブドウの醸造調味料が含まれますね。さらに「/」のあとの添加物の部分には、酒精、アミノ酸、酸味料とあります。
これをレシピ通りの分量で料理酒として使用すると、甘すぎ、しょっぱすぎなど、味が濃くなります。添加物などで味が調整されているので使用する際は分量に注意してください。
2.無添加料理酒(今回は私が購入したもの)

タカラ 料理酒のための清酒。国産米100%、食塩ゼロです。600円前後で購入できます。期限が近かったため、400円ほどで購入しました。

原材料は、米、米こうじ、醸造アルコールのみです。醸造アルコールとは食用に使うアルコールで、さとうきびなどの植物から生成されます。
添加物は危険なの?
結論からいうとすべてが危険なものというわけではありません。今回は上記で出てきた添加物について説明したいと思います。
酒精
酒精とは発酵アルコールの事です。糖蜜、サトウキビなどの糖質と、トウモロコシやサツマイモなどのでんぷんを原料にして作られます。
お酒のアルコールと成分は変わりません。
アミノ酸等
アミノ酸は、グルタミン酸ナトリウムのことを言います。原料は、サトウキビやトウモロコシなどです。アミノ酸等と書いてあるので何種類の成分が入っているのか不明です。癖になるような味付けになっているので本来の味覚を失ってしまうリスクがあげられます。
酸味料
酸味料は一括表示が可能な食品添加物のため、なんの成分で酸味を付けているのか不明です。
クエン酸や酒石酸、乳酸であれば自然界に存在するため安心できますが、コハク酸、グルコン酸、アジピン酸などは化学的に合成して作られています。
世界の国に比べると日本は食品添加物の認可数が1500品目と多く、ほとんどの食品に添加物が使われているといっても過言ではありません。安全なものも多くありますが、やはりこれだけ多くの添加物があると危険なものも存在しますよね。
極力添加物の少ないものを選ぶのが安全への近道といえます。
まとめ
本物の料理酒は安く買えませんが、添加物だらけの料理酒を買うよりも安心して使えます。料理の香りづけにも使いますが、本物の料理酒のほうが香りも味も一段も二段も旨くなります。
まだ本物の料理酒を試したことのない方はぜひ少しお高い料理酒を使ってみてはいかがでしようか。
お読みいただきありがとうございました。
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